我が家の「Cubaseちゃん」も無事に「Windows XP」時代から抜け出しまして、「Cubase 5.5」から「Cubase Pro 8.5」へとアップグレードし、OSも「Windows7」を経て「Windows10」へとアップグレードしました!
今までは、OS も DAW も 32bit でしたけど、ドドーンと 64bit 対応なわけです!
ヽ(*´ω`*)ノ
新しいDAWになったので、久しぶりの初期設定というか、超最新&最強スペックのモンスターパソコンなら初期設定など不要かと思いますが、我が家のように「Core 2 Quad」などを現役で使用している家庭の場合、この辺をしっかりおさえておくと、とても快適な「Cubase」ライフをおくれるかと思います
まず、Cubaseを起動して「デバイス」→「デバイス設定」→「VSTオーディオシステム」を開きます
パッと見た感じは「なんのこっちゃわから〜ん!」という方も多いと思いますので、重要な部分だけ簡単に説明しますね
d(-_☆) グッ!!
■マルチプロセッシングを有効化
これはデフォルトでも有効化されてますので、そのまま有効でOKです
もうここ10年くらいパソコンのCPUはマルチコアなので、その恩恵を受けるためのスイッチかと思われます
■ASIO-Guardを有効化
これもデフォルトで有効化されてますので、そのまま有効でOKです
プラグインの動作を先読みして動作を安定化してくれるスイッチのようでして、動作が不安定なら「high」にしてみるのもアリです
デメリットとしては、「low」→「normal」→「high」と設定を強力にするほどレイテンシーが発生するとのことです
パソコンのスペックに自信のある方は「low」にすると、より快適な動作が保証されるのかもしれません
※レイテンシーとは・・・
おもに鍵盤を押してからソフトシンセなどが発音するまでの遅れを意味します
■Steinberg Audio Power Scheme
これはデフォルトではオフになっている機能です
オンにすると、パソコンの動作をCubaseに最適化する代わりに、消費電力が増えるよーっていうオプションです
詳しくは【こちらの記事】をご参照くださいませ
Cubaseの内部設定としては、この3点が重要となります。
続きまして、オーディオインターフェースのバッファーサイズの設定です
先ほどの画面「デバイス設定」の「VSTオーディオシステム」の下の項目(Yamaha Steinberg USB ASIOと表示されている部分)、この部分は使用しているオーディオインターフェース(ASIOドライバ)の種類によって表示名が変わるのですが、ここからオーディオインターフェース(ASIOドライバ)のバッファーサイズを変更します
オーディオインターフェース(ASIOドライバ)の設定画面に進むと、我が家の場合はこのような画面が出てきます
↓
YAMAHA/Steinbergのオーディオインターフェースの場合「Buffer Size」と書かれた部分の数値を変更します
パソコンのスペックに余裕のある方なら「128」や「256」でOKだと思いますが、ちょっと自信のない場合は「512」〜「1024」あたりに設定して試してみてください
こちらもデメリットがありまして、設定値を大きくするほど動作は安定しますが、レイテンシーが発生します
実際に演奏してリアルタイム入力される方の場合は、あまり数値を大きくしたくないところですね
以上が、Cubaseを導入した時にやっておいたほうが良さそうな初期設定です
動作に不満のある方は、試してみてください
きっと世界が変わります!
上記の設定を試してみても、音飛びやノイズがなくならない場合、単純にASIOドライバとCubaseの相性が悪い可能性も考えられますので、その場合は、他のメーカーのオーディオインターフェースを試してみてください
同じメーカーのオーディオインターフェースだと、同じASIOドライバを使っている場合が多いので、ご注意をば!
(。・ω・)ノ
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